デジキーのオリジナル動画シリーズ。デジキーは電子部品の通販サイトなのですが、コンテンツとしてオリジナル動画も投稿しています。電子工作から先端技術のレポートまであって見応えがあり、自分でも何か作れるのではないかと思わせる魅力があります。
今回のは「宇宙ロケットの電子回路開発」というシリーズ動画。
https://www.youtube.com/watch?v=zgh_4sCTWQc
インターステラテクノロジズというロケット開発会社とのコラボ動画です。
同社は「普通のメーカーが作れる部品を使って世界一低価格でコンパクトなロケットを作ること」をミッションとして宇宙や宇宙輸送をもっと身近な存在にすることを目標に掲げています。ホリエモンこと堀江貴文氏が創業者ということでも有名です。
https://www.istellartech.com/teaser/index.html
ロケット打ち上げサービスは世界規模では結構たくさんあるようですが、日本でも民間であの程度の形になってきたのは頼もしいところです。
今回のデジキーとのコラボ動画では、ロケットをゼロから開発するという雲をつかむようなテーマに対して、どのようなコンセプトであたったのかを紹介しています。
数々の失敗動画も公開しており、宇宙開発の歴史は失敗の繰り返しであったことを改めて思い起こさせてくれます。
普通のメーカーが作れる部品、すなわち誰もが入手可能な部品でロケットを作るわけで、そんなことはそもそも可能なのかと思ってしまいます。
電子工作ユーザーに向けて話しているため、とても平易な説明をしてくれているのですが、高度な制御が必要なロケットも、基本の基本は電子工作で制作するロボットと同じという視点です。
制御はデジキーで購入できるFPGAのマイコンボードやジャイロを使っているとのこと。センサーやカメラも同様だそうです。ロケットの制御装置というと先端技術の頂点というイメージでしたが、そうした部品の組合せで実際に打ち上げを成功させてしまうのがすごいと思いました。たいへん面白く参考になる動画です。
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