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USB-Cが面白くなってきた!

 

EUUSB-Cを唯一の共通規格に

EUから、すべてのスマホといくつかの電子機器に関し、USB-Cを唯一の規格として共通規格にする法案が発表されました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR233RF0T20C21A9000000/

環境やリサイクルを理由付けしていますが、たぶんねこれ「不便でしょうがない!」という誰でも思い当たるストレスも実際問題大きかったんじゃないかと思います。なのでこのニュース見て喝采した人が多かったのでは(アップル社除く)

このニュースの論点は「面倒くさいUSB問題」と「アップル iPhoneの今後の対応」になります。

 

USBコネクタ形状の種類

ここでちょっと、自分もUSBUSB-Cについて復習しておきたいと思います。復習しておかないと、全貌はとても把握できないからです。

USBとは、「Universal Serial Bus」(ユニバーサル・シリアル・バス)。いろんな形状が市場に出回っています。

出典:ANKER


大きく分けるとこれだけの種類があります。

USB2.03.03.1 Type-A

USB2.03.0 Type-B

USB3.1 Type-C

mini USB Type-A

mini USB2.0 Type-B

Micro USB Type-A

Micro USB2.03.0 Type-B

ここに、さらにサブ要素として、データ転送用、充電用、そして最近話題のPD(Power Delivery)、さらにはappleの独自規格であるLightningが加わります。

USBコネクタは形状を見ればわかります。コネクタの形状が対応しているか確認してから購入しましょう」。

 

ふんふん。なるほど。。。。。。。。。

 

「分かるか!」

 

パッケージにはそういう情報が掲載されていますが、特に店頭でケーブルやコネクタを購入する場合は、たいがい現場で接続できなくてあせっています。何度読み間違えて対応していないコネクタを購入して、ゴミにしてしまったことか。

そういうわけで家には大量のUSBコネクタがあります。くさるほどある、と言ってもいいでしょう。しかしほしい時に限って必要な規格のコネクターがありません。Micro USBがほしい時に限ってなかったり、Cだと思っていたのがLightningだったりしたり。

恨みの叫びを何度あげたことか分かりません。きっとEUの議員の先生方も、何度となく恨みの叫びを上げ、怒りで眠れぬ夜を過ごしたのだろう思います。

1つのコネクタであらゆる機器と接続できる。ユニバーサルを銘打って登場したUSBですが、これだけ規格が多様化してしまうと、とてもユニバーサルとは言えないところまで来ています。

今の主流であるUSB-Cとは

正式名称はUSB Type-Cです。

201811月、MacBook AirUSB Type-Cポートが搭載されたのが始まりですので、案外新しい規格です。今日ではアンドロイドのスマホではほとんどがUSB-Cを搭載するなど、パソコンやタブレットなどで主流になりつつあります。

最大の特長は、上下・左右の区別がないことです。

USBでおなじみだった、必ず反対に挿してしまう現象。あるいは1回目にひっかかったので2回目は逆に差し込もうとしたらひっかかって、よく見たら1回目の方が正しくて、3回目で正しく接続できるという「USB三顧の礼」。そういった日常ストレスはありません。どちらの向きでも挿し込むことができます。

またホスト側もデバイス側もType-Cコネクタですみます。1つのコネクタのみに統一されているので、1本のUSBケーブルだけで全ての機器に接続できます。通信、映像、電源を1本でまかなえます。複数のケーブルを持ち歩く必要がなくなるという、これまでのストレスからすると夢のようなコネクタです。

 

第二のコンセントUSB-C PD。新規格も話題に

USB PDUSB Power Delivery)はUSB Type-Cを通じて電源を供給する規格です。USB 3.0では5V/4.5Wまでの電源供給が可能でしたが、より大きな電力をUSBで供給するニーズが高まってきました。

USB外付け式のハードディスクや液晶ディスプレイなど多様なデジタル機器などの機器に電力を供給するために、生まれた規格が「USB PD」です。5V9V15V20Vの基本の4電圧が設定され、今日では100Wまでの電源供給が可能になっています。スマホの急速充電やノートPCの充電も行うことができます。

「第二のコンセント」などとも呼ばれ、実際、テーブルタップや家庭のコンセントでUSB-Cの端子のついたものも商品化されています。

さらにワイヤレススピーカーや電動工具などの大電力製品にも電力供給するニーズが高まっています。最新のUSB PD 3.1では最大240Wまで対応しています。

 

対応製品もさっそく発表されています。

インフィニオン「業界初」USB PD 3.1対応マイコンを発表

最大140W28V5A)の受給電に対応

https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2109/01/news112_2.html

システム制御を行うマイコンとUSB PDコントローラIC1チップに統合した製品。ポータブルファンや電動工具など、これまで充電ができなかったアプリケーションをターゲットにしています。

 

今後、USB-Cが共通規格として普及が進むことで、USB-Cひとつあれば広い範囲の製品に電力供給や充電が可能になっていくことになりそうです。利便性はより高まっていき、名実ともにユニバーサルな万能端子になっていくことが期待されます。

アップル iPhoneの今後の対応も気になるところです。

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